穴あけ、ビス止めが出来ない賃貸アパートに、DIYのベビーゲートを作ってみた

ベビーゲートを自作してみよう

こんにちは。そるふ♪です。

最近1歳になったばかりの娘が、ハイハイであちこち移動するようになりました。

好奇心旺盛で、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり・・・

成長が喜ばしいのですが、同時にちょっと心配な事があります。

私たち家族は、メゾネットタイプのアパートの2階に住んでいます。

1階が玄関で、階段を上がっていくと、2LDKの居室になっているタイプのアパートです。

階段と居室の間には、引き戸が1枚あるのですが、

「もし、子どもが、この引き戸を開けて、階段まで行って、

階段から転げ落ちてしまったら、エライことになるな~」

と、最近心配になってきました。

まだ娘には、この引き戸を開ける力はないのですが、

何かの拍子に開けてしまう可能性がないわけではない。

何か、階段の手前に進行を食い止める柵が欲しい・・・

ということで、色々調べてみると、

「ベビーゲート」

なるものが売っていることがわかりました。

ちょうどいいベビーゲートが売っていない

「なるほどね、こういうのを階段のところに設置すれば大丈夫そうだな」

と思い、ネットでいろいろ探してみたのですが、

なかなか、私が欲しい条件に合うベビーゲートが見つかりません。

ちなみに、私が欲しいベビーゲートの条件は、

 ①階段上に設置しても仕様上問題ないもの

 ②アパートなので、壁に穴を開けずに設置できるもの

 ③アパートの階段の横幅にあっているもの

です。

上記の条件に合いそうなベビーゲートの候補として、

こんなのを一応見つけては見たのですが、

「階段上に設置可能」「横幅は合っている」のですが、

このベビーゲートは、両サイドの壁にネジで穴を開けないといけません。

賃貸なので、穴あけは無理です。

また、こんなのも見つけたのですが、

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「横幅は合っている」「突っ張り式なので穴あけ不要」ではあるが、

「階段上への設置は禁止」です。

なかなか条件に合うベビーゲートが見つかりません。

ということなので、

「思い切って、自分で作ってみるか!」

と、DIYでベビーゲートを自作してみることにしました。

ベビーゲート自作の流れ

まずは、穴あけが出来る柱を作る

色々ネットで見てみると、意外とベビーゲートを自作されている方がいらっしゃるようです。

ネットで調べた情報から、まずは、階段の両サイドに穴あけが出来る柱を作ることを考えました。

賃貸物件でも、こんなものを使えば、

穴あけをせずに柱を作ることが可能です。

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2×4材を床と天井に突っ張らせることが出来るアジャスターです。

これを使えば、2×4材のサイズの木材を、突っ張らせて柱を作ることが出来ます。

両サイドで柱を作りたいので、2つ購入しました。

アパートの天井の高さが2m40cm(2,400mm)なので、

そこから、95mm差し引いた、2,305mmの長さの

2×4が必要になります。

次に、そもそもの柱となる2×4材を、ホームセンターに買いに行きます。

このままだと少し長いので、ついでにホームセンターでカットしてもらいました。

しかし、ここでどういうわけか、ホームセンターの店員さんが、

「長さが足りないといけないので、少し長めに切っておきますね~」

と、2,305mmよりも長めに切って、私に渡してきました。

これが大失敗で、

結局、また私が、自分でのこぎりを使って再度切らなければいけない羽目になりました。

なので、ホームセンターでカットしてもらう時は、

きっちりした長さでカットしてもらいましょう。

ホームセンターで購入の2×4材を紙やすりで磨く

ホームセンターで買ってきたままの2×4材だと、

木材のところどころにバリがあります。

子どもが触って怪我をするといけないので、

バリ取りのため、紙やすりも併せて購入。

1枚80円程度です。

この紙やすりで、木材のバリをとります。

角っこにも、少しバリがあるので、

ゴシゴシ紙やすりでこすって、滑らかにします。

柱の横にも気になるバリがあるので、

紙やすりでこすって、滑らかにしました。

紙やすりは、#180さの物を使いましたが、

結構しっかり研いでくれるなと感じました。

ニス塗りは、やってもやらなくてもいい

次に柱にニスを塗りました。

あとで思ったのですが、

これは(ニス塗りは)やらなくてもよかったのではないかと思います。

やりたい人はやればいいですが、

柱をきちんと紙やすりで研いでおけば十分だと思います。

逆にニスを塗ることによって、

どういうわけか、柱の表面がザラザラになってしまいました(泣)。

(私がヘタクソなんだろうな・・・)

また、賃貸アパートだと、

「どこで作業するの?」

というスペース的な問題もあるので、無理にニスを塗らなくてもいいと思います。

私は、アパートのベランダで作業しましたが、

正直塗りにくいです。

養生もビニール袋を使いましたが、

途中で飛んでいきそうになりました。

アジャスターで柱を突っ張らせて取り付ける

2×4材のニスが乾いたら、いよいよアジャスターを使って、

柱として取り付けます。

ホームセンターで長めにカットしてもらったせいで、そのままの長さでは

取り付けられなかったので、

100均で買ったのこぎりで、さらに短く切ってから取り付けました。

100均ののこぎりの切れ味が悪く、片方の柱が上手く切れずに、

端っこがこんな感じに、

長さも、ギリギリ突っ張ってる感じですが、

なんとか良しとします。

扉は「すのこ」を使う

次に、ゲート本体となる扉を作ります。

扉は「すのこ」を利用することにしました。

2×4材の柱の幅を考慮すると、

横幅90cmのゲートが必要となります。

しかし、そんな都合のいい幅のすのこが売っているものなのか?

色々考え、以下のすのこを購入しました。

左のすのこが、幅33cm

右のすのこが、幅56cm

33cm+56cm = 89cm。

「お~!

90cmの横幅に1cm足りないが、

この1cmを、蝶番や鍵の位置で調整すれば、

なんとか取り付けられるかも!」

ということで、上記のすのこでゲートを作ることにします。

まず、メインの開閉式扉となる、大きいほうのすのこ(56cm)に、

蝶番を取り付けます。

ホームセンターで購入しました。

2×4材に、蝶番ですのこを取り付けて、開閉式の扉ができました。

しかし、ちょっと計算ミス。

蝶番に付属のネジが意外と長く、

すのこの裏からはみ出てしまいました(^^;

あとで何かでふさいでおかないと。

次に、小さいほうのすのこ(33cm)を、反対側の2×4材に取り付けます。

こちらのすのこは、開閉せず、固定させたいので、

継手とネジで固定します。

こちらもホームセンターで購入。

こんな感じで固定します。

ここまで出来るとゲートらしくなります。

次に、開閉式の扉に鍵をとりつけます。

こんな感じですね。

しかしここでも、計算ミスですが、

この鍵に付属していたネジが長かったので、

すのこの裏からはみ出てしまいました。

なんてこった・・・

あとで、ねり消しか何かでかぶせときます。

ということで

扉の取り付けが完成し、

完成しました~っ!

ベビーゲートを購入せずに、自作で取り付けに成功しました。

すのこのヒノキの香りがただよいます。

作成にかかった費用

階段上のベビーゲートは、

市販のものを購入すると、約1万円くらいします。

今回私はベビーゲートを自作してみましたが、

いったいどのくらいの費用がかかったのか計算してみました。

<材料費>

・2×4アジャスター(2個セット)    2,100円

・2×4材(2本)                                   1,664円

・蝶番                                                       463円

・ラッチ(鍵)                                            408円

・空研ぎ紙やすり                                         158円

・すのこ(大)                1,552円

・すのこ(小)              1,078円

・継手(黒色)                 739円

・ネジ(継手用)              106円

・のこぎり(100均)                                    108円


合計                          8,376円

既製品より、だいたい2千円くらい安くなりました。

何かと手間はかかりましたが、

普段日曜大工をやらない私でも、なんとかここまで作ることが出来て、

ちょっと充実感というか、達成感を感じます。

もし、賃貸アパートにお住まいで、

既製品でちょうどいいベビーゲートがない方は、

こんな感じで自作してみるのもいいかもしれません。

ベビーゲートを自分で作ってみたい方の

参考になれば幸いです。

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