カーバッテリーを交換しようと思っているが、カーディーラーへお願いすると4万円くらいかかると聞いた。
なんとか自分で交換することで、カーバッテリー交換の費用を節約できないだろうか?
ということで、自分であれこれ調べて、カーバッテリーを交換してみました。
自分でカーバッテリーを交換されている方はたくさんいると思いますが、
車の電気系統の中心となる部分ですので、
「交換に失敗して、車が動かなくなったらどうしよう・・・」
という不安がありつつも、思い切ってチャレンジしてみました。
ただし、最後にとある大失敗を起こしてしまい、エライことになってしまったので、そのあたりの注意点も書きたいと思います。
メモリーバックアップ用の電源を確保して交換
カーバッテリー交換は、単純にバッテリーを外して、新しいものに付け替えればいいというものではないようです。
事前にネットでいろいろ確認してみると、車というのは、バッテリーの常時電源で、カーナビやパワーウインドウなどに記憶された設定値を保持するために、電源を供給し続けているそうです。
なので、カーバッテリーを取り外した瞬間、常時電源の共有が断たれ、そのことによって記憶された設定値がクリアされてしまうことがあるのです。
そうならないために、バッテリーを取り外しても常時電源が確保できる、
「メモリーバックアップ」
という装置があります。

今回購入して使用した「メモリーバックアップ」は、バッテリーを取り外した際の電源供給を「+」と「-」のターミナルより、仮電源供給することにより、
メモリーデータが飛ばないようにするものです。
このほかに、ターミナルではなく「ODB2端子」に接続して電源を供給するタイプのものもあります。
今回私は、「バッテリーターミナル」に接続するタイプを使いましたが、
たぶん「ODB2端子」に接続するタイプのほうが、安全にバッテリー交換できるかもしれません。
早速バッテリー交換を開始
バッテリーは、イエローハットへ行って、車種に合ったバッテリーを購入してきました。

約1万8千円程度で購入できました。
私の旧型シエンタに合うバッテリーです。
まず、バッテリーを取り外す前に、「メモリーバックアップ」をターミナルに取り付けます。
私が買ったメモリーバックアップは、単三電池8本も使うものでした。

コネクタをバッテリーのターミナルに接続します。
本体にフックが付いており、ボンネットにひっかけて使います。

ターミナルに挟んで使うのですが、
「ターミナルを外すときにコネクタも外れてしまうのではないか」
と心配になります。
(実際に外れてしまいましたが)


メモリーバックアップを取り付けたら、バッテリー本体を取り外します。
バッテリー本体は、マイナス端子を外してから、プラス端子を取り外します。
取り外すとこんな感じです。

新しいバッテリーを載せて、ターミナルを取り付けます。
ターミナルは、プラス端子を取り付けてから、マイナス端子を取り付けます。

この時に、やっぱり「メモリーバックアップ」が、バッテリーターミナルから外れてしまったみたいです。
ひとまず、バッテリーを取り付けたら、メモリーバックアップを取り外します。

エンジンかけたら、ナビが故障
バッテリー交換が一通り終わり、
「さて、無事にエンジンがかかるかな?」
と、車のキーを回してみました。
「お、無事にエンジンがかかった!良かった!」
と思ったのですが、
なんだか、カーナビがおかしなことに・・・


画面が砂嵐状態になって、正常に起動しなくなってしまいました。
「うわぁ~!カーナビ壊れても~た~!」
バッテリー交換作業の時に、一時的にメモリーバックが外れてしまったからだろうか・・・
もし外れていなければ、ナビは無事だったのだろうか・・・
そのあたりはよく分かりません。
一応、
「自分でバッテリー交換ができた!」
という達成感はありますが、
「ナビが壊れてしまった」
という点では失敗でした。
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