以前、子供用本棚(絵本ラック)を、ダンボールを使って自作して使っていましたが、1年くらい経って、ボロボロになってきてしまいました。
ダンボールをガムテープとダボで固定した本棚(絵本ラック)ですが、下のような感じで壊れてきてしまいました。
本棚は、ダンボールでは弱かったか・・・
そこで、この度本棚(絵本)ラックを作り直すことにしました。
今度は、上の絵本ラック部分だけを作って、絵本ラックの下に、今使っているダンボールのラックが入るような形で作ろうと思いました。
以下のような感じで。
スマート・アイ(smart-i) 子ども用本棚 ウッドホワイト/ナチュラル 幅73cm 幅73cm 絵本ラック LOG(ログ)
しかし、上の様にすべて木材で作るのではなく、「帆布(はんぷ)」と「突っ張り棒」を使って作ってみることにしました。
もし、自作(DIY)で子供用本棚(絵本ラック)を作ってみようという方は、参考にしてみて下さい。
材料:自作(DIY)で子供用本棚(絵本ラック)
子供用本棚(絵本ラック)を自作(DIY)するために用意した材料は以下の通りです。
- 桐の板(高さ91cm×幅35cm×厚み1.3cm) × 2枚
- 100均の突っ張り棒(65cm~100cm) × 12本
- 木ネジ × 24本
- 帆布(200cm×108cm) × 1枚
桐の板と木ネジはホームセンターで購入しました。
突っ張り棒は、ダイソーなどの100均で購入しました。
12本購入しましたが、10本でもよかったと思います。
また、帆布は楽天で以下の物を200cm分購入しました。
【11号帆布】2020年 すみっコぐらし「すみっコの変身」/帆布 /生地/布/綿/キャラクター/入園/入学/通園/バッグ/すみっコぐらし生地
手順:自作(DIY)で子供用本棚(絵本ラック)
購入した材料をもとに、下記の手順で作ってみました。
桐の板を、やすり・紙やすりを使って面取りする。
買ってきたばかりの桐の板は、角がとがっていたり、バリがあったりするので、やすりや紙やすりを使って面取りすることにしました。
上の写真のように、四隅の角は木工用やすりを使いましたが、側面などは紙やすりを使いました。
それなりに角が丸くなったと思います。
桐の板に、持ち手用の穴をあける
本棚(絵本ラック)の上部に、手持ち用の穴が欲しいな
と思ったので、桐の板に手持ち用の穴をあけることにしました。
我が家には、以下のようなおもちゃ収納棚があるので、このおもちゃ収納棚の手持ち用の穴を参考にしました。
厚紙で穴の型を取ることにしました。
厚紙の型を使って、上から3cm、横から12.5cmの位置にしるしをつけます。
型の大きさは、縦3.5cm、横10cmです。
しるしを付けた部分を切り抜いていくのですが、「のみ」を持っていなかったので、ドリルで何ヶ所か小さな穴をあけながら削っていく方法をとりました。
本当は「のみ」があれば、きれいに穴をあけられるのですが、電動ドリルを使ったので、穴が汚くなってしまいました。
穴をくり抜くことができたら、やすりと紙やすりを使って磨きます。
切り抜き方がへたくそだったので、ガタガタな穴になってしまいました。
木をくり抜く作業をする場合は、「のみ」を使うことをおおすすめします。
桐の板に、突っ張り棒固定位置のしるしを付ける
桐の板に、突っ張り棒を固定する位置のしるしを付けておきます。
子供用本棚(絵本ラック)の形状に合わせて、12か所の穴をあけました。
しかし、上の写真でいう2つの穴については、別にあけなくても良かったです。
穴は「キリ」を使って下穴をあけます。
桐の板に突っ張り棒を取り付ける
桐の板の穴開け位置に、突っ張り棒を取り付けていきます。
突っ張り棒は木ネジで固定します。
12本の突っ張り棒で固定しましたが、なぜかグラグラします。
本当は、突っ張り棒だけでなく、木の棒でも固定したほうが安全かもしれません。
ミシンで帆布を加工する
必要な帆布の長さを確認するために、一度、突っ張り棒に帆布を通していきます。
180cm×75cmで帆布を切ることにしました。
これが、かなりギリギリのサイズでした。
帆布を切ったら、帆布の四方を折り曲げて、ミシンで縫っていきます。
一番上の突っ張り棒の部分は、輪っかになるように縫います。
帆布を試しに突っ張り棒に通してみると・・・
余裕のない、結構ギリギリなサイズとなってしまいました。
マズいな、帆布を切りすぎてしまったか・・・
そう思いましたが、なんとか帆布を強引に引っ張り、突っ張り棒を留める部分にミシンをかけました。
もう一度、以下に側面のイメージを載せておきます。
加工した帆布を突っ張り棒に通して完成
桐の板から、一番上の突っ張り棒の片端を外して、帆布を通し、上の図の通り、帆布を通していきます。
こんな感じになりました。
後ろは、使っていない突っ張り棒が2本ありますが、強度を付けるために、一応付けておきます。
実際に設置してみる
以前の、ダンボールの子供用本棚(絵本ラック)。
今回作った、子供用本棚(絵本ラック)。
なんとかそれなりに出来ました。
作成にかかった費用
今回の子供用本棚(絵本ラック)作成にかかった費用は下記の通りです。
- 桐の板(91cm×35cm×1.3cm) × 2枚:2,084円
- 突っ張り棒(65cm~100cm) × 12本 :1,320円
- 木ネジ × 24本 : 190円
- 帆布(200cm×108cm) × 1枚 :4,170円
- やすり : 898円
- 紙やすり : 70円
合計:8,732円
既製品と同じくらいか、やや安いくらいになりました。
しかし、既製品で同じような形状の本棚(絵本ラック)が、2万円弱で販売されているのも見たことがあります。
それに比べれば、安くできたと思っています。
材料費で一番お金がかかったのは「帆布」でした。
まとめ:自作(DIY)で子供用本棚(絵本ラック)
子供用本棚(絵本ラック)については、「既製品を買おうか」「自作しようか」と悩んでいました。
既製品だと意外と高い。でも自作してもそれほど安くはならないのでは?
と、色々考えていました。
最終的に自作(DIY)にしたのは、
どうせ同じような値段になるんだったら、オリジナルで、サイズも柔軟に対応できるDIYにしよう。
と思ったからです。
自作してみた反省点としては、両側の桐の板の固定が突っ張り棒だけだと、強度が弱くなるので、突っ張り棒の他に、木の棒などで補強すべきだったかなと思います。
しかし、少々雑なつくりではあるものの(不器用なので)、自分としてはそれなりにいいものができたと思い、満足しています。
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