コムテックのドライブレコーダー(ZDR-015)を嫁さんのシエンタへ取り付けてみた

ドライブレコーダーを取り付けたきっかけ

最近、カー用品店では、ドライブレコーダーが良く売れているそうです。

少し前に、高速道路でのあおり運転が原因で、死亡事故が発生したことがテレビのニュースで放送され、その事件を期に、

「ドライブレコーダー付けといた方がいいのでは・・・」

と思う方が増えました。

今回私が、嫁さんの車にドライブレコーダーを付けたのは、

その「あおり運転の死亡事故のニュース」の影響もあるのですが、

このたび子どもが産まれたことと、

やはり自分も普段運転していて、このあおり運転でヒヤリとした経験があったから、

「やっぱりドライブレコーダーを付けておこう」

ということで、取り付けることにしました。

 

フルHD、前後対応の、コムテックZDR-015を購入

いろんなウェブサイトで、ドライブレコーダーのことを調べた結果、

①フルHDの画質で録画できるもののほうがいいということ、

②「コムテック」というメーカーのドライブレコーダーが良さそうだったこと、

③「カメラは前だけでなく、後ろも録画できるものが欲しい」

と思ったので、

コムテック社の「ZDR-015」というドライブレコーダーを購入しました。

この、コムテックのドライブレコーダー「ZDR-015」は、

オプションで、専用のケーブルを取り付けることにより、

「駐車監視機能対応」

となります。

車のエンジンを切って停車した後でも、車のバッテリーから電源をとって、

一定時間駐車場監視を行う機能が備わっています。

駐車中の、第三者からの「破損」「車内の物の盗難」等を映像で記録することもできます。

 

この、駐車監視機能もあった方がいいと思い、専用のケーブルも併せて購入しました。

コムテック 駐車監視・直接配線ユニット HDROP-09 ドライブレコーダー用オプション

2,980円(税込) <2018/08/04現在>

 

電源供給を、シガーソケットから取らずに直接車のヒューズから取れるので、

既存のシガーソケットをつぶすことがない点もいいと思いました。

 

早速取り付け開始

シエンタのヒューズボックスを探す

コムテックのドライブレコーダー「ZDR-015」は、シガーソケット用の電源アダプタが

標準で付いてきます。

なので、こだわらなければ、普通にシガーソケットから電源をとって利用すればいいのですが、

・シガーソケットが1つつぶれるので見栄えが悪くなり嫌だ

・駐車監視機能を使いたい

という理由から、

車のヒューズから電源を取る方法で取り付け開始です。

 

まずは、嫁さんのシエンタ(DBA-NCP81G)の、電源ヒューズの場所を確認します。

 

シエンタのヒューズボックスは、運転席右側の、各種操作パネルの下にあります。

下の写真の赤丸の部分を取ります。

 

奥のほうにうっすらと、ヒューズボックスがあるのが分かります。

取り外したふたに、ヒューズボックスの配置と内容が書いてあります。

 

念のため、シエンタの取り扱い説明書でも確認します。

 

車のキーを「ACC」まで回した時に起動させるヒューズが、「ACC 7.5A」のヒューズであることが分かります。

一つ目は、ここから取ればいい。

 

あと、常時電源(エンジンが切れていてもバッテリーから電源供給ができるヒューズ)がどれなのか分かりません。

 

駐車監視・直接配線コードの接続をあきらめる

私が購入した「HDROP-09 駐車監視・直接配線コード」は、

ACC電源以外に、常時電源をとるように説明書に書いてあります。

 

「ん~・・・、常時電源のヒューズってどこだ?」

 

おそらく、エンジンが停止状態であっても稼働する部分の電源なので、

「D/L (ドアロック)」「HAZ(非常電源灯、方向指示灯)」

などのヒューズになると思われますが、

(a).万が一、変な風に接続して、ドアロックやハザードが機能しなくなっては困る

(b).長時間運転しない場合は、バッテリーが上がってしまう可能性がある

(c).そもそも、これってどうやってヒューズと接続するの?

ということから、

駐車監視・直接配線コードで接続するのはやめました。

 

ヒューズの接続方法が不明

 

駐車監視・直接配線コードの先端は、このようになっています。

しかし、シエンタのヒューズボックスから、ACC(7.5A)のヒューズをペンチで引っこ抜くと、

こんな感じです。

【ミニ平型ヒューズ】

 

「ど~やってつなぐの?」

 

説明書には、付属のエレクトロタップで、「線と線をかしめる」方法が書いてあります。

しかしながら、ヒューズにそんな線が付いていないため、

かしめるもなにも、そんなことできないんです。

シエンタのヒューズに、線をはんだ付けするとかしない限り無理みたい・・・

 

「そもそも接続できないじゃん!これっ!」

 

ということで、私はオプションで買った「駐車監視・直接配線コード」の使用をあきらめ、

別の方法で接続する方法を考えてみることにしました。

 

ヒューズ電源タイプの電源ソケットを購入し取り付け

駐車場監視機能は使わないとなると、あとは、ACCの電源ヒューズから電源を取ればいいのですが、「駐車監視・直接配線コード」は使えないので、別の何らかの方法で、ACCヒューズより電源を取る方法を考えなければいけません。

そこで、こんなものを購入しました。

エーモン 電源ソケット DC12V/24V60W以下 ヒューズ電源タイプ 1542

1,200円(税込) <2018/08/04現在>

 

もともとドライブレコーダー自体が、シガーソケット用のアダプタが付いているので、

「ヒューズから、シガーソケットを”増設”すればいい」

という考えになりました。

 

しかも、このヒューズ電源タイプの電源ソケットは、

ヒューズにコードが接続されているので、付け替えるだけでいいです。

はんだ付けなど、変な加工もしなくていいです。

 

まずは、アースを取ります。

 

本当は、ヒューズボックス付近でアースを取りたかったのですが、

シエンタのヒューズボックスまわりは、開口部が狭く、

自分の手や工具がとても入れにくいです。

 

ヒューズを抜き差しするのも、細長~いペンチを使わないと出来なくて

一苦労したものでした。

 

また、アースとるのも同様に難しかったため、

運転席ドアの根本あたりにあるボルトでアースを取りました。

 

ヒューズを、電源ソケット付属のものに差し替えます。

なかなか手が入らず、細長いペンチを使っても、抜き差しが大変でしたが、

何とか接続しました。

 

長い余分なコードを束ねて奥に隠し、

ボンネットを開けるレバーの下から、取り付けた電源ソケットを出します。

この電源ソケットは、抜け落ち防止のため、

先端部分をグルグル回すと、差し込んだプラグを固定することができます。

配線作業

 

次に、ドライブレコーダー「ZDR-015」付属のアダプタを、

増設した電源ソケットに差し込み、配線していきます。

 

運転席横のスキマにコードを埋め込んでいきます。

 

フロントガラスと屋根の付け根あたりの部分を少しこじ開けて、

わずかな部分に配線を埋め込み、

バックミラーの左側まで線を這わせ、ドライブレコーダー本体まで持っていきます。

 

ドライブレコーダーは、バックミラーの左側(助手席側)に取りつけました。

 

今度は、リヤカメラ用の配線をしていきます。

ドライブレコーダーの位置から、助手席側の上部を回して、

リヤのハッチまで配線を持っていきます。

 

助手席側ピラーです。

 

助手席側ドア上部のスキマをこじ開けて配線します。

 

後部座席ドア付近です。

どうしても配線が余るので、

余った配線は、カバーの中へ押し込みます。

 

リアハッチまで配線しました。

扉の開閉があるので、

長さに少し余裕をもってしたほうがいいです。

 

前方カメラ

 

後方カメラ

録画映像をビューワーで確認

ドライブレコーダー「ZDR-015」には、初期セットで、16GB

のマイクロSDカード付いています。

 

何もしなくても、取り付ければ、自動的にマイクロSDカードに映像が保存されていきます。

 

録画された映像をパソコンで確認するためには、

専用ソフト(ビューワー)をパソコンにダウンロードする必要があります。

 

コムテックのサイトよりダウンロードします。

ビューワーソフトのダウンロードページ(ZDR-015専用)

 

ダウンロードしたソフトのアイコンをダブルクリックして起動させます。

 

パソコンにマイクロSDカードをセットして、データを開くと、

録画された映像を見ることができます。

 

ちゃんと音声も入っており、リヤカメラの映像もくっきり分かります。

プライバシーの関係もあるのでモザイクを入れてありますが、

フロントカメラもリヤカメラも、

車のナンバープレートまではっきりわかります。

 

8月の夕方18時頃の映像ですが、

フルHD画質ではなく、HD画質の状態でも、十分に車のナンバーが分かります。

 

しっかり録画&録音されているので、これで安心です。

 

まとめ

 

駐車監視については、車の運転を毎日される方はいいですが、

たまにしか乗らない方は、バッテリー上りの原因になるので、

お勧めはしません。

また、最後まで取り付け方が分かりませんでしたが

「駐車監視・直接配線コード」は、

取り付けに熟練が必要なため、知識のある方が、カーショップでの

取り付けをお勧めいたします。

 

取り付けに不慣れな方は、

見栄えは悪くなりますが、直接シガーソケットから電源を取るか、

「ヒューズ電源タイプの電源ソケット」

の利用をお勧めいたします。

 

また、ちょっと高価なドライブレコーダーではありましたが、

心理的な安心感は得られます。

買って良かったと思います。

 

ヒューズの取り方とかもよく分かってなかったので、

取り付けになんやかんやで、3時間近くかかってしまいましたが、

今後、コムテックのドライブレコーダー「ZDR-015」を

取り付けられる方の参考になれば幸いです。

 

コムテックのドライブレコーダー「ZDR-015」は

以下で購入することができます。

 

結局、ACCヒューズから電源を取るために、これを購入しました。

エーモン 電源ソケット DC12V/24V60W以下 ヒューズ電源タイプ 1542

腕に自信のある方は、

「駐車監視・直接配線コード」を購入してみるといいかもしれません。

 
 
以下は後継機種です。

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